20210411 Jurgen Klopp Trent Alexander-ArnoldGetty Images

「なぜ世界最高の右SBを中盤に?理解できない」クロップ、トレントの起用法に持論

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、トレント・アレクサンダー=アーノルドの起用法に持論を展開した。

2016年のリヴァプールトップチームデビュー以来、右サイドバックとしてキャリアを重ねてきたアレクサンダー=アーノルド。すでに公式戦180試合以上に出場し、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ制覇にも大きく貢献してきた。

しかし、イングランド代表として臨んだ5日のアンドラ戦(4-0)では、中盤中央の一角としてプレーしている。22歳DFの今後の起用法には大きな注目が集まっているが、所属クラブの指揮官は中盤での起用を考えていないようだ。『スカイスポーツ』に対し、アンドラ戦を確認した上で、自身の見解を語った。

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「あの試合ではイングランドが圧倒的に強さを見せたし、我々も圧倒的な強さを見せられれば、トレントは中盤でプレーできる。だが、今回のように8人が(中盤で)プレーするよりも、6人でプレーしたほうが良い」

「確かにできると思うよ。でも、なんで世界最高の右SBを中盤にするんだ? それが本当に理解できない。まるで右SBが他のポジションよりも重要じゃないかのようだ。そんなことを言う人は、どうしてそんなことを考えるのか。理解に苦しむよ」

そして「我々の試合を見れば、すでにトレントのポジションが変わっているのは理解できるだろう。すべての試合ではないが、可能な試合ではそうなっているんだ。だから中盤の選手にする必要はない」と明言。さらに「こんな話を2021年にするのはちょっと残念だね。選手はどこでもプレーする。特に、良い選手はね」と、ポジションは関係ないと強調した。

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