David AlabaAFP

レアルで“快適”のアラバが感じるラ・リーガとブンデスリーガの違いは?「下位チームでも…」

レアル・マドリーDFのダヴィド・アラバが、ドイツ誌『キッカー』のインタビューでラ・リーガとブンデスリーガの違いなどについて語っている。

現在29歳のアラバは夏に合計10年半トップチームでプレーしたバイエルンを離れ、5年契約でレアルに加入。新天地ではこれまでリーグ戦1試合を除いて公式戦すべてにフル出場果たし、先月バルセロナとの敵地でのクラシコで初得点を記録。それについて「重要で特別なゴールだったし、自分のキャリアで味わせてもらった美しい瞬間の一つ」と振り返るオーストリア代表は、「競技面もプライベイト面も快適だ」「チームでも居心地良く、割と早く適応できたと思う。みんな助けてくれたからね」と新しい環境に馴染んでいる様子を示している。

そんなアラバだが、バイエルンとレアルの違いにも言及。「両クラブでも成功が絶対的だ。バイエルンは世界最高峰のクラブの一つで、レアルも同じ。そういうところは差がほとんどない。ただ、バイエルンに敬意を欠かすつもりはないけど、ここレアルの方が何もかも少しだけより大きいと思う」と指摘した。

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アラバはまた、リーグ間の違いについてはこのように語っている。

「ラ・リーガはプレーの面では少し違うと感じる。レバンテやアラベスですら、後方からフットボールをプレーすることを目指しているからね。センターバックとしては、ブンデスリーガに比べてゴールキック後に空中戦で競り合うことがより少ない。ドイツでは縦のプレー、前線に向けたダイレクトなプレーがより多いのに対し、スペインでは順位表のやや下位のチームでもボールポゼッションを非常に重視するんだ」

一方、自身の守備での役目については「ミュンヘンの頃と同じだよ」と返答。「まず自分の強みをピッチ上で発揮する上でリーダーの役割を果たし、責任を引き受け、後方から試合を読むことを試みる。オン・ザ・ボールではゲームのビルドアップにおいて自分の強みを発揮することを目指す。スタイルを変える必要はなかったね」とも語っていた。

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