アル・イテハドは、セルジオ・コンセイソン監督の就任を発表した。
昨シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグを制したアル・イテハド。元フランス代表FWカリム・ベンゼマや元フランス代表MFヌゴロ・カンテ、元ブラジル代表MFファビーニョらビッグネームを擁するクラブだが、9月末にライバルのアル・ナスルに0-2で敗れた直後、昨夏からチームを指揮した元フランス代表MFローラン・ブラン監督の解任を決断した。
さらに、暫定的にチームを指揮するハッサン・ハリーファ氏の下で、アル・アハリ・ドーハに敗れてAFCチャンピオンズリーグエリート連敗スタート、公式戦2連敗中と調子を落とす。そんな中、アル・イテハドは先日からセルジオ・コンセイソン監督の招聘に関心を寄せていることがわかっていた。
そして8日、アル・イテハドはコンセイソン監督の就任を発表。両者は2028年夏までの3年契約を締結した。同指揮官は9日に現地入りする予定で、チームを指揮して17日のアル・フェイハ戦が初陣となる予定だ。
アル・イテハドの新指揮官に就任したコンセイソン監督は、現役時代にポルトガル代表で活躍し、引退後にコーチングキャリアを開始すると、2017年から指揮したポルトで大成功を収める。2024年に退任した後は、ミランを指揮してイタリア・スーパーカップを制したが、低迷するチームを立て直すには至らず、半年後に解任されていた。また、ポルト時代には元日本代表MF中島翔哉を指導した経験もある。