ACLエリートファイナルズ準々決勝が行われ、横浜F・マリノスとアル・ナスルが対戦した。
Jリーグでは最下位と苦戦する横浜FM。植中朝日や遠野大弥、ヤン・マテウスらが先発した。一方のアル・ナスルはクリスティアーノ・ロナウドやマルセロ・ブロゾヴィッチ、サディオ・マネといったスター選手が揃って先発している。
試合は前半からアル・ナスルが圧倒する。27分、クロスをDFトーマス・デンがクリアミス。ボールがポストに当たると、ジョン・デュランが押し込んで先制点を挙げる。
27分には縦への速い攻撃から最後は左に開いたマネが左足でニアに叩き込み、追加点を獲得。38分にはシュートをGK朴一圭が弾いたところをクリスティアーノ・ロナウドが見逃さず、押し込んで3-0とリードを広げた。
後半に入ると、49分にはアル・ナスルのカウンターが炸裂。左からのシュートを一度はGKが防ぐも、デュランが叩きつけて押し込み、4点目を挙げる。
53分には横浜FMが1点を返す。右サイドから連携で中央にボールを送ると、アンデルソン・ロペスの落としを途中出場の渡辺皓太が右足一閃。ゴール左に沈め、横浜FMが反撃の狼煙を上げた。
しかし、73分に渡辺が相手のカウンターをファウルで阻止して2枚目のイエローカードを受けて退場に。3点を追う横浜FMが数的不利に陥ってしまう。
その後はアル・ナスルがボールを支配したままクローズ。アル・ナスルが準決勝進出を決め、川崎フロンターレとアル・サッドの勝者と対戦する。なお、横浜FMは公式戦8試合勝利なしとなった。



