20211017_Nakatani(C)Getty images

ACLで浦項スティーラーズに完敗の名古屋グランパス、中谷進之介は悔しさ露わ「本当に色んな人の思いを背負って…」

名古屋グランパスに所属するDF中谷進之介が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の敗戦を悔やんでいる。試合後に語った。

名古屋は17日、ACL準々決勝で浦項スティーラーズと対戦した。試合は立ち上がりから互いに慎重な戦いを繰り広げたが、53分に浦項ボールの右CKから混戦が生まれてイム・サンヒョプに先制点を奪われた。

その後、名古屋が前がかりになる中でカウンターからイ・スンモに加点されると、後半ATにもイム・サンヒョプが得点。結局、名古屋は0-3で敗れてベスト8でアジアの舞台から去ることとなった。

浦項とは今大会のGSでも顔を合わせており、その2度の対戦では名古屋が1勝1分けで勝ち越し。3度目で初の敗戦と、名古屋にとっては大きな悔しさが残る結果となり、中谷も試合後にこう振り返っている。

「本当に色んな人の思いを背負って戦いに来ましたが、すごく残念な結果に終わりました。本当にこの大会にかけていたので、すごく悔しいです」

一方で、名古屋は明治安田生命J1リーグ残り6試合時点で勝ち点57の4位。3位・ヴィッセル神戸(勝ち点60)を3差で追う状況となっているが、中谷は「なかなか切り替えるのは難しいですけども、来年またこの舞台に立てるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

続く24日、名古屋は第33節で早速神戸との直接対決を予定している。ACLの敗戦を払しょくするような結果を収め、来季のリベンジに繋げることはできるのだろうか。

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