AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の浦項スティーラーズ(韓国)vs名古屋グランパス(日本)が、17日に行われた。
Jリーグ勢で唯一ACLを勝ち進んでいる名古屋。ラウンド16では大邸FCに後半までリードされる展開となったが、シュヴィルツォクのハットトリックなどにより4-2で逆転勝利した。
そして、続く準々決勝ではセレッソ大阪を1-0で撃破して駒を進めてきた浦項と対戦。グループステージでも同クラブと対戦して1勝1分けで勝ち越していた名古屋は、シュヴィルツォクやマテウス、柿谷曜一朗らを先発させた。
試合は開始から互いに大きくバランスを傾けることはなく探るようにパスを回しつつ攻撃の糸口を探る。比較的ボール保持時間の長い名古屋は、13分にマテウスがボックス手前中央やや距離のある所からミドルシュートを浴びせたがGKイ・ジュンに阻まれた。
31分にも名古屋に好機が訪れる。ボックス左に抜け出した森下龍矢が中央マイナス方向にグラウンダーのクロスを折り返す。ボックス中央のシュヴィルツォクが右足を振り抜いたが枠を外れていく。直後にもカウンターからシュヴィルツォクのシュートのこぼれ球に稲垣祥が詰める場面があったが浦項の身体を張った守備に阻まれる。
スコアレスで折り返して迎えた後半は浦項がボール支配を伸ばして攻勢をかけてくる。すると53分、浦項の右CKから混戦が生まれてこぼれたボールがボックス内のイム・サンヒョプのもとへ。GKランゲラックも釣り出されていたところ、左足で難なくネットを揺らした。
名古屋は57分に森下に代えて前田直輝、61分にマテウスに代えて相馬勇紀を投入。ドリブラーを起用することで攻勢を強める意図を示す。好相性のシュヴィルツォクと前田、そこに柿谷が絡む形でチャンスを作ろうとする名古屋だったがなかなか良い状態でシュートまで持ち込めない。
すると70分に浦項がカウンターを繰り出す。名古屋が前がかりになったところで浮き球のスルーパスに反応したイ・スンモがボックス右に抜け出す。右足を振り抜いて鋭いシュートを突き刺してリードを広げた。
最終盤にかけても選手を入れ替えていく名古屋だったが、最後までネットを揺らすことができず。反対に終了間際にはイム・サンヒョプにこの日2点目を沈められて3点差。直後に試合が終了し、アジアでの挑戦はベスト8で終わった。なお、Jリーグ勢がベスト4以前で姿を消すのは2016年以来5年ぶりとなっている。
勝利した浦項は、20日に行われる準決勝で全北現代モータースvs蔚山現代FCの勝者と対戦予定だ。
■試合結果
浦項スティーラーズ 3-0 名古屋グランパス
■得点者
浦項:イム・サンヒョプ(53分、90+5分)、イ・スンモ(70分)
名古屋:なし




