AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では5月1日、グループH最終節の全北現代モータース(韓国)vs横浜F・マリノスが行われた。
首位・横浜FM(勝ち点12)と2位・全北(勝ち点11)の一騎打ちとなっていたグループH。引き分け以上で首位が確定する横浜FMは西村拓真や宮市亮、喜田拓也らを先発起用した。
試合が動いたのは早々の4分。全北DFが中盤への組み立てのパスを出そうとしたところで藤田譲瑠チマがトップスピードで駆け上がってインターセプトする。ダイレクトで前線にパスを送るとボックス内で受けたアンデルソン・ロペスが確実にネットを揺らす。
しかし11分、横浜FM陣内中央でフリーになっていたリュ・ジェムンが浮き球のパスを供給。ボックス右に抜け出したキム・ボギョンが右足のダイレクトボレーでGK高丘陽平の股下を抜いて同点に戻した。
主導権を握りつつも追加点が奪えない横浜FM。35分には西村がボックス内からシュートを浴びせたがバーに直撃し、45分のA・ロペスのヘディングシュートもGKソン・ボングンの好守に阻まれる。
同点のまま迎えた後半に全北が攻勢を強める中で横浜FMは64分に3枚替えを敢行し、宮市、エウベル、藤田に代えて仲川輝人、水沼宏太、山根陸を起用。75分にも西村に代えてマルコス・ジュニオールを送り出し、押し込んでチャンスを増やしていく。
それでも、前半のスコアのまま試合が終了。この結果、横浜FMは首位を維持してグループステージを終えて決勝トーナメントに進出した。
■試合結果
全北現代モータース 1-1 横浜F・マリノス
■得点者
全北:キム・ボギョン(11分)
横浜FM:アンデルソン・ロペス(4分)




