20220416_Urawa2(C)Getty images

モーベルグ強烈弾直後にOGも…3年ぶりACLの浦和レッズがシンガポール王者に4発快勝!

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では15日、東地区グループF開幕節のライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)vs浦和レッズが行われた。

天皇杯を制して3シーズンぶりにACLに戻ってきた浦和レッズと、昨季シンガポール王者に輝いたセーラーズによる一戦。浦和はキャスパー・ユンカーや江坂任、ダヴィド・モーベルグらを先発起用した。

試合の主導権を握る浦和は8分にスコアを動かす。左サイドを駆け上がった江坂が深い位置まで入り込んで精度の高いクロスを供給。ニアに飛び込んだユンカーが頭でネットを揺らした。

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15分にも左サイドでボールを持った松尾佑介が得意のドリブルでボックス左に侵攻。中央マイナス方向への折り返しに合わせた江坂が加点する。

前半終盤の42分にもボックス手前右でボールを持ったモーベルグが左足で強烈なシュートを突き刺した。

しかし直後、右サイドでボールを持ったモーベルグがゴール方向へのバックパスを選択するとこれがそのままゴールイン。GK鈴木彩艶もゴールマウスから外れて受けようとしていたため対処できずにオウンゴールとなり、2点差で試合を折り返す。

後半も浦和の優位が続く。46分、右サイドのモーベルグからの横パスをボックス内で受けた伊藤敦樹が中央へ送るとフリーになっていた松尾が難なく決め切った。

過密日程を意識してか64分に江坂、モーベルグ、伊藤に代えて小泉佳穂、柴戸海、関根貴大、71分に岩尾憲に代えて明本考浩を投入するなど早めに選手を入れ替えていく浦和。その後も一方的な展開で試合を進行してセーラーズの反撃を許さない。

そして、3点差がついたまま試合が終了。快勝した浦和は18日の次節、新型コロナウイルスによる渡航規制などの影響でユース主体で大会に臨んでいる山東泰山(中国)と対戦する。

■試合結果
ライオン・シティ・セーラーズ 1-4 浦和レッズ

■得点者
セーラーズ:オウンゴール(43分)
浦和:キャスパー・ユンカー(8分)、江坂任(15分)、ダヴィド・モーベルグ(42分)、松尾佑介(47分)

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