20201206_Beijing(C)Getty images

FC東京、北京国安に敗れてACLラウンド16で敗退…攻勢かけた前半にネット揺らせず1点に沈む

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は6日にラウンド16が開催され、FC東京は北京国安(中国)と対戦した。

FCソウルやメルボルン・ビクトリー、チェン頼・ユナイテッドが同居したグループEを、5勝1分け無敗で首位突破した北京国安。FC東京はグループFを3勝1分け2敗で蔚山現代に次ぐ2位で通過している。

ジョホールが大会から撤退したことで3チームでの争いになったグループGのチームを除けば、グループステージ最少4失点という堅守を誇る北京国安との一戦。FC東京は最前線に永井謙佑と原大智の2人を並べ、安部柊斗や東慶悟らを先発させた。

試合の入り、FC東京は前線から気迫のこもったプレスを敢行して相手に自由を与えない。8分には左CKの流れから渡辺剛がヘディングシュートを放ったが、これは枠を越えていく。

反撃に出る北京国安は20分、右サイドからの折り返しを受けたアランがボックス手前中央から右足でシュート。低く鋭いシュートは左に外れ、FC東京は難を逃れる。

その後も一進一退の攻防が続くもののFC東京がカウンターを繰り返してやや優勢に進行。前半終了間際にはボックス手前右からのFKの場面でレアンドロが直接狙ったシュートが右ポストをかすめた。

しかし、後半に入ると北京国安が一気にギアを上げる。50分、ボックス右でボールを受けたレナト・アウグストが中央に折り返してアランがフリーでシュート。これは枠を外れたが、FC東京にとって悪い時間が続く。

そして59分、またしてもR・アウグストがボックス右に侵攻して中央マイナス気味にパス。中央のアランが放ったシュートがネットを揺らし、北京国安が先制に成功する。

得点が欲しいFC東京は69分に2枚替え。永井と東に代えてアダイウトンと髙萩洋次郎を送り出して攻撃に変化を付けていく。すると73分にはボックス右に入り込んだ原が中央にクロスを供給。ボックス中央のアダイウトンが合わせるが、北京国安DFにブロックされる。

FC東京は80分、レアンドロと中村拓海に代えて紺野和也と中村帆高を投入。しかし、北京国安から完全に主導権を奪い返すことができないまま90分を迎えた。

この結果、FC東京のアジアでの戦いはベスト16で終了。勝利した北京国安は、準々決勝で蔚山現代とメルボルン・ビクトリーの勝者と10日に対戦する。

■試合結果
北京国安 1-0 FC東京

■得点者
北京国安:アラン(59分)
FC東京:なし

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