A・サンチェス「全てを勝ち取るため」今冬移籍の真相をアンリ氏との会談で明かす
アレクシス・サンチェスがマンチェスター・ユナイテッド移籍を決断した理由を明かした。
今シーズン終了後にアーセナルとの契約が切れるA・サンチェスは、昨夏からマンチェスター・シティへの移籍が濃厚とされてきた。しかし、今冬の移籍市場でマンチェスター・Uがさらに好条件のオファーを提示。そして1月22日、ヘンリク・ムヒタリアンとのトレードでアーセナルからマンチェスター・Uへ加わることになった。
『スカイスポーツ』の番組内でティエリ・アンリ氏と会談したサンチェスは、トロフィーを勝ち取るためにマンチェスター・Uに移籍することを決めたと話している。
「子供のことからユナイテッドのことを意識していた。僕は正直な人間で、嘘をつけない。ここはイングランドの中で一番のビッグクラブだ。ここにはいくつもの名門クラブがあり、その中の1つであるアーセナルでプレーした。だけど、実際にエンブレムを目にすると、ユナイテッドはすべてを勝ち取らなくてはならないクラブだと感じたんだ」
一方、恩師であるジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・CもA・サンチェスの獲得を強く望み、移籍に大きく近づいていた。しかし、同選手はマンチェスター・Uに入団すれば、できる限り早くに“全てを勝ち取れる”と感じたようだ。
「僕は勝利を求めてここに来た。成長したかったし、選手としてまだまだ学びたい。それに新たなクラブでの経験を積みたかったからアーセナルを離れた。ユナイテッドは世界的にも有名なビッグクラブだ。全てを勝ち取るためにここに来たのだから、それができなければここを選んでいない」
先日、2-0で勝利したハダースフィールド・タウン戦で移籍後初ゴールをマークしたA・サンチェスは、オールド・トラッフォードを舞台に“全てを勝ち取る”ことができるのだろうか。