ミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチは、自身2冊目となる自伝『ADRENALINA』の中で現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督やインテルFWロメル・ルカク、元イタリア代表DFマルコ・マテラッツィとの確執について紹介した。
イブラヒモヴィッチは、2009-10シーズンにバルセロナに加入し、グアルディオラの下でプレー。しかし、輝きを放てず僅か1年で退団していた。同選手は1冊目の自伝の中で、グアルディオラ監督に対する批判を露骨にしており、今回の著書でも再び彼の経営スタイルに疑問を呈したようだ。
イブラヒモヴィッチは以前、グアルディオラ監督との関係について「俺を買うということは、フェラーリを買うということだ」と主張し、プレミアムガソリンの代わりに軽油を入れたと非難していた。
前回の著書から約10年後経ち、40歳となったイブラヒモヴィッチは『ADRENALINA』で「現在のマンチェスター・シティのボスは、マンツーマンのスキルが欠けていると今でも思っている。"哲学者"は、言い返さずに従う選手を好むんだ」と言及した。
イブラヒモビッチとルカクの確執は、2021年1月に行われたコッパ・イタリアのミラン対インテル戦で起こった。チームメイトのアレクシス・サレマーカーズを擁護するためにルカクに歩み寄り、揉み合いの末にあわやピッチ上で殴り合いになりかけていた。
この時、ルカクはイブラヒモヴィッチに、「もし口を開いたら、体中の骨を砕いてしまうぞ」と言ったという。その後、選手たちは押し合いになり、さらに侮辱を交わし、イブラヒモヴィッチは、ルカクの「アキレス腱」を狙ったと明かした。
「俺は『お前の母親にブードゥー教の呪文をかけてもらってこい』と叫んだ。ルカクはサン・シーロのトンネル入口から『お前の頭に3発ぶち込んでやる』と怒鳴り返していた」
昨シーズン、ルカクはチェルシーでプレーしていたが、新シーズンからはレンタルでインテルへの再加入が決定。イブラヒモヴィッチは、2人のライバル関係が再燃する可能性をほのめかし、こう付け加えた。
「マルコ・マテラッツィとやったのと同じように、ルカクとはピッチの上で決着をつけなければならないと思っていたんだ」
「残念ながら、彼はセリエAを去り、チャンピオンズリーグでも対戦することはなかった。でも、他にもチャンスはあるだろう…」
元インテルのセンターハーフであるマテラッツィは、2005年に当時ユベントスに所属していたイブラヒモビッチをシザータックルで負傷させ、イブラヒモビッチの怒りを買っていた。
前述のマテラッツィについては、共にプレーしていた3年間(2006〜2009年)から既に始まっていた。その5年後、ミランに加入したイブラヒモヴィッチは、ミラノダービーでマテラッツィに、うまくごまかしたエルボーをお見舞いし、マテラッツィの側頭部にひびを入たのだった。
「これが俺の世界でのやり方だ。決して忘れることなく、復讐の時をじっと待つんだ」
イブラヒモヴィッチは、この出来事についてこのように語っている。
「何度も何度も自分に言い聞かせたよ。『彼に手を出すときがあれば、彼が俺にしたことを思い出すくらいにひどい目に遭わせてやる』ってね」
「そして俺は白日の下に復讐した。俺の動機と意図ほ、誰にでもわかるようにするんだ。


