20221124_Flick(C)Getty images

ドイツ代表指揮官、日本代表戦の逆転負けに悔しさ隠せず「78%の支配率で良いチャンスもあったが…」

ドイツ代表のハンジ・フリック監督が、日本代表戦の敗北に肩を落としている。

日本は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節でドイツと対戦して2-1で逆転勝利。試合の大部分を支配されるタフな戦いだったが、集中したプレーで大金星を挙げた。

一方のドイツからすれば、この結果は大きなショックを受けるようなものに。今大会の優勝候補にも挙げられるドイツだが、2018年のロシア大会では初戦でメキシコ代表に敗れた流れからグループ敗退を喫しており、カタールではその雪辱もかかっている。

フリック監督は試合後の会見にて、日本戦の内容について「78%のボール支配率で、良いチャンスもあった」と振り返った一方、「効率的にできず、ミスをしてしまったかもしれない」と反省。特に「ディフェンスラインは改善しなくては」とこぼした。

一方で、大金星を手繰り寄せた日本の戦いぶりを称えてもいる。

「日本には素晴らしい選手がいる。戦略、選手、彼らの強さを発揮していた。私のチームからもそれが見たかったが、それを言い訳にはできない。この結果となり、ミスを犯してしまった」

なお、ドイツは27日の次戦でグループ突破有力国と見なされているスペイン代表と対戦。フリック監督は、スペイン戦に向けた改善を急務としている。

「この試合を分析するが、スペインは違うチームであり、違うゲームを展開してくる。だから違う計画を立てるんだ。プレッシャーはかかっている。勇気をもってアグレッシブになることがW杯では必要だ」

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