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日本代表、酒井宏樹はコスタリカ戦出場困難か…連勝に向けて総力が試される場に

 日本代表は27日にカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2節のコスタリカ代表戦を控える。重要な一戦へ準備を進めるが、いきなり総力が試される状況となりそうだ。【取材・文=林遼平】

■「やれることはやって…」

 勝負の第2節コスタリカ戦に向けてチームの調整が続いている。

 ドイツ戦の勝利から2日が経った25日、日本代表はドーハでトレーニングを行った。コスタリカ戦が現地時間13時にキックオフすることもあり、これまでとは違い午前中に練習を実施。全体ミーティングを約30分ほど行ってからピッチに出てきた選手たちは、厳しい日差しの下、公開された冒頭約15分の間でランニングやアジリティ、ボール回しなどで汗を流した。

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 非常に暑い中での練習となったが、三笘薫は「動けば慣れてくるところがありましたし、スタジアムには冷房がある。どのくらい冷房が効くのかは未知数ですけど、たぶん大丈夫だと思います」と語り、難しさはないと強調している。

 昨日、ホテル休養となった冨安健洋と酒井宏樹は練習場に姿を現したものの、ともに室内メニューで終わり、コスタリカ戦の出場は不透明となった。特に酒井に関しては、練習後に取材に対応。「違和感だけで試合中に退くことはないと思います」としつつ、現状について口にした。

「やれることはやってみたいな感じです。もちろん、こういう大きな大会なので準備は最大にしていきたい。チームを離れたところでもうシーズンは終わってるので。あとは本当にもう治り次第だと思います」

 言葉を聞く限り酒井のコスタリカ戦の出場はかなり厳しい状況のようだが、逆にW杯でチーム力が試されるのはわかっていたこと。残る1日の練習で戦術面やメンタル面をしっかりと突き詰めていくことで、2つ目の勝利を目指していく。

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