日本代表FW前田大然が、カタール・ワールドカップ(W杯)の初戦で自身の持ち味が生かせると意気込んでいる。
カタールW杯の初戦で23日にドイツ代表と対戦する日本。コスタリカ代表、スペイン代表とも同居するグループの中で非常に大きな意味を持つ一戦となる。
チーム内でも随一の快速を誇る前田は19日の練習後、ドイツ戦に出場した際には相手DFの背後のスペースが狙いどころになると語った。
「ミーティングをした時に意外とスペースがあって、カウンターの時に後ろの選手が結構上がって、スペースもありました。そういったところは突けたらいいかなと思います」
一方で、ドイツの守護神を務めると見られるGKマヌエル・ノイアーは広大なスペースのカバーを得意とする。前田はGKへのプレッシャーのかけ方について「トップスピードで行きすぎると切り返されたりするので、そこはうまくやれればと思います」と注意点を挙げた。
とはいえ「スピードでビビらせられればと思っています」と意欲も燃やしている前田。ドイツ戦で採用するアプローチは定かではないが、前田が出場する際には明確なメッセージが伝わることとなりそうだ。
