イタリア代表指揮官ジャンピエロ・ヴェントゥーラが6日、記者会見に出席し、意気込みを述べた。
イタリアはロシア・ワールドカップ出場へ向けて、10日および13日に欧州予選プレーオフでスウェーデンと対戦する。スウェーデンはグループリーグにおいてホームでフランスを下しており、決して侮れない相手だが、ヴェントゥーラは選手たちを信じ、楽観視している。
「選手たちの士気は高い。自分たちのプレーをすることを考え、イタリアらしいプレーをするべきだ。私のキャリアだけでなく、選手たちにとって非常に重要な時となる。W杯へ行けるか行けないかは大きい。選手たちは揃っているし、皆の応援もあるので心配していない。イタリアらしいプレーができれば、きっとW杯へ行けるだろう」
また今回、新たに招集したナポリのMFジョルジーニョおよびバレンシアのFWシモーネ・ザザについて説明を加えた。
「これまでジョルジーニョを呼ばなかったのは、彼の特徴がフォーメーションに適していなかったからだ。ザザは成長した。ここに呼ぶことは、ゴール数だけではなく、プレーの内容を見て決めた。これまでの経験は彼の成熟に役立ったのだろう。ユーロの時よりも良い選手になったと私は思う」
続いてローマのFWステファン・エル・シャーラウィについても見解を示した。
「エル・シャーラウィには驚いていない。最初に来た頃はあまり良くない時期だったが、合宿に参加し、長く話し合った。自身を見つめなおし、成長への道を模索した。あれから成長を続けている。(アレッシオ)ロマニョーリと同じく、イタリアにとって重要な選手であり、代表の将来を背負うことになる」
