レアル・マドリーのエースと指揮官に不穏な空気が流れているようだ。
ラ・リーガは27日に第7節が行われ、レアル・マドリーはラス・パルマスと対戦。ブラヒム・ディアスとホセル弾で勝利し、バルセロナを抜いて2位浮上に成功することに。首位ジローナと勝ち点1差で次節激突する。
この試合の後半には、ブラジル代表FWヴィニシウスが負傷から復帰。しかし、『GOL PLAY』が「アンチェロッティ監督との口論が原因で、怪我明けのヴィニが不機嫌で驚きの復帰を飾った」との見出しで特集。監督と口論を繰り返す選手の画像を見せながら、状況を紹介した。
同メディアによるとラス・パルマス戦で「アンチェロッティは、ヴィニシウスのポジショニングにあまり満足していないよう」だった模様。「ブラジル人は、監督が自分に何を求めているのかよく分かっていないかのように、少し自暴自棄になっているように見える」と、意思疎通が取り切れていなかったことを指摘している。
アンチェロッティ監督は選手に対し「もっとオープンなプレーをしろ」と言ったものの、ヴィニシウスは悔しそうなジェスチャーでそれに応えたという。さらに、指揮官はベンチから立ち上がり、身振り手振りを交えて「そんなプレーはできない、そんなプレーは...」とプレーに不快感を示していたと伝えられた。
また、両者の試合後の様子にもフォーカスされ「映像にはドレッシングルームに向かうヴィニと、反対方向に通り過ぎるアンチェロッティの姿が映し出されるが、互いに挨拶することはなかった」と報道。今後の関係性に注目が集まることとなった。


