20211111_ITo2(C)Getty images

ベトナム戦“幻のスーパーゴール”について日本代表MF伊東純也「最初はクロスを上げようと思いましたが…」

カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のベトナム代表戦後、日本代表MF伊東純也がフラッシュインタビューに応じた。

日本は11日、アジア最終予選の5戦目でベトナムと対戦して1-0で勝利している。試合は終始日本が支配する展開となり、17分には大迫勇也のポストプレーから南野拓実がボックス左に抜け出してグラウンダーのクロスを供給。最後は快足を生かして飛び込んだ伊東が決勝点をマークした。

また、前半終盤にも伊東はカウンターからボックス左に侵攻。鋭い切り返しから右足の強烈なシュートをネットに突き刺したが、VARオンフィールドレビューの末にボックス内でオフサイドポジションにいた田中碧がボールに関与したとして得点は認められなかった。

伊東は試合後、決勝点となったシーンについて「(南野)拓実から裏に抜けた時にGKとの間に走り込んだら良いボールが来たので触るだけでした」とチームメイトへの感謝をコメント。さらに、VARで取り消されたものの個人技からネットを揺らした前半終盤のシュートについても以下のように振り返っている。

「カウンターで一対一の形だったので仕掛けて最初はクロスを上げようと思いましたが、自分で打てるかなと思ったので、切り返して打ったらいいところいきました」

伊東はそれ以外にも右サイドにポジションをとりながらチャンスを作っていた。3トップを組んだ大迫、南野との連係に手ごたえを感じているようだ。

「(大迫)サコ君に入った時に裏に抜けたり、拓実がなるべく中でプレーして自分がサイドでプレーしてという関係性でやっていました。何回か良いチャンスが作れていたし、もっと点が取れればよかったと思いますけど、最低限勝てたので良かったと思います」

続く16日には、最終予選の初戦で苦渋を飲まされた相手であるオマーン代表とのリターンマッチ。伊東は次戦に向けて「ホームでの借りがあるのでしっかり勝って繋げていきたいなと思います」と意気込んだ。

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