UEFA(欧州サッカー連盟)は7日、欧州スーパーリーグへの参加を発表した12クラブのうち、正式に脱退を表明した9クラブに対する処分を発表した。
4月18日に正式発表され、サッカー界を揺るがした欧州スーパーリーグ構想。欧州の12のビッグクラブが参戦を表明しながらも、大きなバッシングを受けて参加クラブが次々と撤退を表明したことで崩壊を迎えた。
参加を予定していた12クラブのうち、アーセナル、ミラン、チェルシー、アトレティコ・マドリー、インテル、リヴァプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムの9クラブは欧州スーパーリーグからの脱退を発表し、UEFAに復帰することとなっている。
これを受けてUEFAは以下のような声明を発表している。
「9つのクラブは、スーパーリーグのプロジェクトが間違いであったことを認め、受け入れ、ファンや各国協会、リーグ、ヨーロッパの仲間のクラブ、UEFAに謝罪した」
「彼らはUEFAの規約と規則のもとで、今回のプロジェクトが許可されなかったことも認識している」
「今後はスポーツ上のメリットにより資格を得たUEFAクラブ競技会に、毎シーズン参加することを約束した。スーパーリーグを設立・運営するために設立された会社への関与を解消し、既存の関連する法的措置を中止する」
なお、欧州スーパーリーグを脱退した9クラブは来シーズンのUEFA主催大会における収益の5%カットや寄付に合意した模様。さらに今後、欧州スーパーリーグなど無許可のトーナメントに参加すると1億ユーロ(約132億円)の罰金が課されることになる。
また、欧州スーパーリーグ脱退を発表していないレアル・マドリー、バルセロナ、ユヴェントスの3クラブに対してはさらに厳しい処分が下される可能性があるようで「さらに今後、UEFAは、スーパーリーグを放棄することを拒否したクラブに対して、適切と思われるあらゆる措置を取る権利を有している。この問題は、速やかにUEFAの管轄する懲戒機関に委ねられることになるだろう」との声明を発表している。
