Tsukasa-Morishima(C)Getty Images

名古屋、MF森島司の獲得を発表! 広島の10番がシーズン途中に電撃移籍「人生の中で間違いなく一番難しい決断」

名古屋グランパスは3日、サンフレッチェ広島MF森島司の完全移籍加入を発表した。背番号は「14」に決まっている。

四日市中央工高から2016年に広島に入団した森島は翌年の開幕戦でデビューを飾り、2019シーズンから中心的存在として活躍。2020年からは10番を背負ってプレーしてきた。33試合に出場した昨シーズンにはキャリアハイとなるリーグ8ゴールを記録。ルヴァンカップの優勝にも貢献し、今シーズンはここまで20試合に出場して2得点を記録していた。

名古屋は今夏の移籍市場で10番を背負っていたブラジル人エースのマテウス・カストロがアル・タアーウンへ移籍。即戦力の補強として、名古屋のジュニアユース出身の森島に白羽の矢が立った。

中学時代を過ごしたクラブへの復帰を果たした森島は、公式サイトを通じて「サンフレッチェ広島から加入しました森島司です。覚悟を持ってグランパスに移籍してきました。いち早くチームにフィットしてタイトル獲得に貢献できるように頑張ります」と意気込みを語った。

また、広島の公式サイトを通じては「この夏のタイミングになり、申し訳なく思っています。 僕の人生の中で間違いなく一番難しい決断となりました」と口にし、以下のように感謝を綴った。

「入団して7年半が経ち、その間にいろいろな経験をさせてもらいました。試合に出られない苦しい時期もありましたが、ファン・サポーターやもちろん選手、スタッフの支えがあり、辛い時期を乗り越えることができました」

「また、残留争いの厳しい年や昨年にはルヴァンカップ初優勝など、皆さんと苦しみを乗り越え、喜びを分かち合えたことを誇りに思います。初めて練習参加したとき、本当にアットホームでレベルが高く、その日にすぐこのチームに入りたいと思わせてくれるチームでした。そして加入してからも思ったとおり本当に素晴らしい選手やスタッフ、ファン・サポーターの皆さんに囲まれてすごく幸せでした。初めて入ったチームがサンフレッチェ広島で本当に良かったと心の底から思っています。今までありがとうございました」

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