ベトナム代表のフィリップ・トルシエ監督が、アジアカップを振り返った。
かつて日本代表を指揮したトルシエ監督の下、アジアカップに挑んだベトナム。初戦で日本相手に前半だけで2ゴールを奪いながらも2-4と逆転負けを喫すると、第2戦は退場者もあってインドネシアに0-1と惜敗。そして迎えた第3戦、イラクと壮絶な試合の末に2-3と惜しくも敗れた。
これでグループステージ3戦全敗、最下位で敗退が決まったベトナム。イラク戦後、トルシエ監督はAFC公式メディアに対し、以下のように振り返っている。
「我々は歴史的に最後の30分でコントロールを失ってきた。これはフィットネスが大きく関係していると思う。一度疲れると感情のコントロールを失ってしまう傾向があるからね」
「このグループには日本やイラクがおり、非常に厳しい戦いを強いられると常に理解していた。だが、この3試合のベトナムのパフォーマンスには心から満足していると言わざるを得ない」

