MARC ANDRE TER STEGENGetty Images

自国開催EUROで控えGKを告げられたテア・シュテーゲンの反応は?ドイツ代表監督「もちろん悲しんでいたが…」

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は、チームの正守護神について語っている。

ワールドカップでは2大会連続グループステージ敗退に終わるなど、直近の国際大会では結果が残せていないドイツ代表。そんな中、今年夏には自国開催でのEURO2024に挑むことになる。昨年9月にナーゲルスマン監督体制が発足、11月の活動は連敗に終わっていたが、23日に行われたフランス代表との親善試合では2-0と勝利を収めた。

そんなドイツ代表だが、先日ナーゲルスマン監督がEURO2024での守護神について明言。通算117キャップを誇り、2014年ワールドカップ優勝の立役者ともなったバイエルンGKマヌエル・ノイアーを起用する考えを明かしていた。しかし、2022年ワールドカップ後からおよそ1年間の負傷離脱を強いられた37歳GKを現段階から正守護神とする考えには疑問の声が上がっており、バルセロナで絶対的な地位を築くGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンを推す声も挙がっている。

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そしてフランス代表戦前、ナーゲルスマン監督は『ZDF』でテア・シュテーゲンに決断を伝えた際の反応を明かしている。

「もちろん、良い形で受け入れてもらえればそれが最も重要だ。(テア・シュテーゲンの振る舞いは)非常にプロフェッショナルで、大人だったよ。だが、もちろん彼は失望しているし、悲しんでもいた。それは誰でも想像できるだろう」

また、今回の決断を伝えたことは「これまでに交わした中で最も不快な会話の1つ」としつつ、「彼はこの決断に驚いたか? わからない。私は聞かなかった。驚いたようにも見えない。だが、もちろん別のメッセージを受け取りたかったはずだ。それが当たり前だと思う」と語った。

なおドイツ『キッカー』も、EURO2024では「これまでと同じく」ノイアーが正守護神を務め、テア・シュテーゲンは控えの役割に留まると予想している。

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