Lionel Messi Argentina 2022Getty Images

シュバインシュタイガー氏、 “過去最高のW杯決勝”に感銘「メッシの優勝はロマン」

カタール・ワールドカップ決勝が18日に行われ、アルゼンチン代表がフランス代表をPK戦の末に撃破。元ドイツ代表のバスティアン・シュバインシュタイガー氏は、アルゼンチンが36年ぶりに世界王者に輝いた劇的展開のこのファイナルを「過去最高」と絶賛した。

試合は前半にリオネル・メッシ、アンヘル・ディ・マリアのゴールでアルゼンチンが先行するも、後半にキリアン・エンバペの2ゴールで追いつかれる。迎えた延長戦、再びメッシのゴールで勝ち越しに成功したが、またもエンバペの得点で3-3に。PK戦へ突入すると、守護神エミリアーノ・マルティネスの大活躍もあって4-2で終了。アルゼンチンが悲願の優勝を達成した。

ドイツ『ARD』でコメンテーターを務めたシュバインシュタイガー氏は試合後、「80分からは私が見た中で最高のファイナルだった」と位置づけ。エンバぺが80分、82分と立て続けに得点したことで「フランスが80分からファイナルに参加したことを嬉しく思う。それからはもはや信じられなかったね。これを生で目にすることができて、言葉もないよ」と振り返ると、「あんなカムバックを果たし、アルゼンチンはモンスター級のメンタルを示した。脱帽しなければいけない」と2点リードから同点に追いつかれたアルゼンチンの戦いへの感動を表した。

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2014年のブラジル大会でドイツの一員としてアルゼンチンとの決勝を制し、W杯優勝を経験したシュバインシュタイガー氏。その当時対戦したメッシがついにW杯トロフィーを手にしたことについて、「嬉しいね。素晴らしいサッカーのロマンのストーリーがまた一つ記されたんだ。このような試合の末、タイトルを獲得できたのは美しいこと」と続けた。

また、同氏は司会者にメッシについて「このタイトルがなければ彼のキャリアは不完全のままだったと思う?」と問われると、「そう言えるかもしれない」と返答。「彼はコパ・アメリカを優勝し、何度も世界最高のプレーヤーにも選ばれた。でも今日このトロフィーを獲得するためにはそれらを見合わせていただろう。だから私もなおさら嬉しく思う」とも語っている。

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