トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、ブラジル代表FWリシャルリソンについて語っている。
昨夏に総額6000万ポンドと伝えられる移籍金でトッテナムへ加入したリシャルリソン。しかしレギュラーの座を獲得することはできず、プレミアリーグの多くの試合でベンチスタートに。未だゴールを挙げられていない。またチャンピオンズリーグ(CL)でも、ミランとのラウンド16はいずれも途中出場となっている。
そんな現状に、リシャルリソンは「ク○みたいないシーズン」と不満を爆発。ベンチスタートが続く状況に怒りを見せていた。そしてブラジル代表FWの発言に対し、コンテ監督は「リシャルリソンのインタビューは見たよ」と言及している。
「彼は私を批判したのではなく、『僕のシーズンはク○』と話していた。そして、彼は正しい。良いシーズンではないね。多くのケガを抱え、ワールドカップに出場し、またケガをして、復帰して1カ月の離脱、そしてまたケガをした。未だCLでの2ゴールだけだが、まだシーズンは終わっていない。回復する時間もある。もしプレーに値すれば、私はチャンスを与えるだろう」
「インタビューの続きでは……彼は自分がミスを犯したことをよく理解している。選手が『俺たち』ではなく『俺、俺、俺』と話す場合、それは自分だけのことしか考えていない。利己的だ。もし重要なことを達成したい、タイトルへ挑戦したい、競争力をつけたいと願うならば、『俺たち』と話す必要がある。彼は自分の過ちを理解し、謝罪した。チームスピリットの重要性を明確にする機会を得たのだから、良いことだった」




