Mason Mount 2022-23Getty

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表MFマウント獲得!「チェルシーの未来」がライバルクラブへ

マンチェスター・ユナイテッドは5日、チェルシーからイングランド代表MFメイソン・マウントを獲得したことを発表した。

マウントはチェルシーの下部組織出身で、2019年から本格的にトップチームで活躍。チームの中心選手の一人として公式戦200試合近くに出場してきた。そんなマウントだが、現行契約は来季終了までで、クラブとの契約延長を拒否していることから、かねてよりユナイテッドが興味を寄せていた。

そんな中、マンチェスター・Uは公式サイトとSNSで動画を公開。顔ははっきりと映していないもののマウントらしき人物がマンチェスター・Uのユニフォームを着用する内容となっており、背中側のネームで「MOUNT」という文字が見切れている。また、SNSの投稿では「The excitement is mounting(興奮が高まる)」とマウントの名前をもじり、公式サイト上でも新戦力獲得のニュース公開が間もなくであることが伝えられた。

そして、5日19:00には公式サイト上でマウントの獲得を正式発表。契約期間は2028年6月までの5年間で、1年間の延長オプションが付帯している。契約に際し、マウントは以下のようにコメントしている。

「成長させてくれたクラブを離れるのは簡単なことではないが、マンチェスター・ユナイテッドは僕のキャリアの中でもエキサイティングな新しい挑戦となる。直接対決を通してどれだけ強いチームかは分かっているし、主要なタイトルを獲得するためにもチームの一員になるのが待ちきれないよ」

なお、これまでの情報によれば移籍金は5,500万ポンド(約100億円)に加えて500万ポンド(約9億円)を追加で支払うことで合意。ユナイテッドが500万ポンド全額を支払うのは、マウントがプレミアリーグのタイトルかチャンピオンズリーグを複数回制覇した場合のみとなる。

チェルシーは今夏にカリドゥ・クリバリ、エドゥアール・メンディ、カイ・ハヴァーツらを次々と放出。クラブのレジェンドである「フランク・ランパード二世」とも呼ばれた才能はライバルクラブへと向かうことになった。

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