マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドは、95年前の偉大な得点記録を抜くことができるのだろうか。イギリス『BBC』が注目している。
2022年夏にドルトムントからマンチェスター・Cに完全移籍したハーランド。すると今季、加入初年度ながらここまでプレミアリーグ19試合で25得点を記録している。
38試合制となっている現在のプレミア。今季のマンチェスター・Cの残り試合は19試合であり、シーズン最多記録は2017-18シーズンにモハメド・サラーが記録した32得点だ。また、42試合制の頃であればアンディ・コール氏(1993-94シーズン)、アラン・シアラー氏(1994-95シーズン)が最多34得点で並び、いずれにせよハーランドは既に視界に捉えている。
そんな中、『BBC』はプレミア創設以前のイングランドでのリーグ記録を紹介。それによれば、ディキシー・ディーン氏が1927-28シーズンにエヴァートンで39試合(3試合を欠場)60得点という大記録を樹立している。
得点率の比較では、ディーン氏の「1.54」に対してハーランドは「1.32」。ハーランドが95年前の記録を破るためには、ここまでの異次元な活躍をもってしてもなおペースアップが必要だが、自身の記録について語ったディーン氏の発言を紹介されている。
「60ゴールの記録が破られることはあるだろうか、と聞かれることがある。私はいずれ破られると思っている。だが、それを成し遂げることができるのはただ一人の男だけ、それは水の上を歩く(奇跡を起こす)男だ。その男だけが成し遂げられるだろう」
ほぼ不可能なことであるという表現を含んだディーン氏の発言。『BBC』はリーグ全体の1試合当たりのゴール数が27-28シーズンの「約3.8」に対し、22-23シーズンは「約2.8」に減少していることも示し、極めて困難なチャレンジであることを指摘している。一方で、“ハーランドは水の上を歩けるのだろうか”との見出しをつけつつ、「日曜日(5日)のトッテナム戦でハットトリックを達成すれば考えを改めるかもしれない」と期待を寄せた。


