パリ・サンジェルマン(PSG)FWネイマールをフランス国内で痛烈な批判を受けている。
15日のリーグ・アン第19節レンヌ戦でネイマール、FWキリアン・エンバペ、FWリオネル・メッシのトリデンテが復活したPSGだが、試合には0-1で敗北。この黒星で最も厳しい評価を受けたのが、ネイマールだった。
例えばフランス紙『レキップ』は、ブラジル代表FWのレンヌ戦のプレーが、あまりに精細を欠いていたとの見解を示している。
「アンジェ戦でもそうだったように、ブラジル人はボールを受けるために下がろうとせず、たった一人で違いをつくろうとし過ぎていた。その結果、難しいゾーンでボールを失うことになり、レンヌのエリアで危険を生み出すことを決してなかった。バイエルン戦まで1カ月だが、心配になるパフォーマンスだ」
ネイマールに対する辛辣な見解は『レキップ』だけにとどまらない。フランスの有名ジャーナリストであるダニエル・リオロ氏に至っては、PSGが2017年、バルセロナに移籍金2億2200万ユーロを支払いネイマールを獲得したことを「フットボール史上最大の失敗」と形容した。
「ネイマールの契約、そのサラリーが、フットボール史上最大の失敗だったと私たちは気づいたのではいないだろうか? 彼にかかった費用はおそろしいもので、これ以上大きな失敗は思い出せない。2020年、CLファイナル8の2試合で良かったからって、それだけですべては救えない」
ネイマールは今季PSGで23試合に出場して15得点13アシストを記録と結果を残している。だがカタール・ワールドカップでの負傷の影響か、現在は調子が上がっていない様子。なおかつ昨年12月28日にストラスブール戦で退場となり、ランス戦、リーグカップのシャトールー戦を欠場している。




