Nuno Espirito Santo Edu Nottingham Forest 2025Getty Images

電撃解任危機の理由は幹部との関係崩壊?躍進フォレスト、指揮官が認める「火のないところに煙は立たない」

ノッティンガム・フォレストは、ヌーノ監督を解任する可能性が高まっているようだ。

昨季はヌーノ監督の下でプレミアリーグを7位で終えると、紆余曲折あってヨーロッパリーグ出場権も獲得したフォレスト。先日の開幕戦でもブレントフォードを3-1で下すなど見事なパフォーマンスを見せたが、現在指揮官の去就が話題に。22日には複数メディアの間で、エヴァンジェロス・マリナキス会長がヌーノ監督の解任を検討していると伝えられている。

するとヌーノ監督は22日の会見で、自身の去就報道について「オーナーとは良好な関係を築いてきた。昨季は親密でほぼ毎日話していた。だが、我々の関係は変わった。以前ほど親密ではないし、良くもない。クラブ全員が一緒にいるべきだが、現実はそうじゃない」としたうえで、さらに「火のないところに煙は立たない。物事の成り行きはわかっているが、私は自分の仕事をするためにここにいる」とコメント。解任される可能性があることを認めた。

そして『The Athletic』は、ヌーノ監督とクラブの関係が悪化した理由を分析。フォレストは7月に元アーセナルSD(スポーツダイレクター)エドゥ氏を「グローバル・フットボール・ヘッド」として招聘したが、指揮官との関係は「初対面から険悪で、もはや修復不可能なほど破綻している」とのこと。現状では和解は見込めず、エドゥ氏は練習場にも寄り付かなくなっているという。

またヌーノ監督は、13日に公開された『スカイスポーツ』のインタビューで「(フォレストには)大きな問題がある。(目指すべきレベルから)程遠い状況だ」とし、補強に関しての不満を漏らしていた。このインタビューで指揮官はエドゥ氏の名前を挙げなかったものの、マリナキス会長をはじめとする関係者全員が「発言が誰に向けられたものか」を理解しており、また問題は「移籍問題だけにとどまらない」と認識しているようだ。

その後の22日、ヌーノ監督はマリナキス会長との関係が変わったことを会見で明かしているが、これは「マリナキスがエドゥと手を組んだため」である模様。指揮官は依然として選手から厚い信頼を得ているものの、様々な状況から解任される可能性は残っているとのこと。『The Athletic』は、「健全な状況とはとても言えない。ヌーノと愛を育んできたサポーターは、フットボール界、特にフォレスト内部の雰囲気がいかに急速に変化するかに衝撃を受けているに違いない」と綴っている。

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