パリ・サンジェルマン(PSG)は、フランス代表FWキリアン・エンバペの名前入りシャツのクラブショップでの販売を停止するなど、排除に向けた動きを活発化させているようだ。フランス『GFFN』などが報じた。
2023年夏の移籍市場で去就が注目を集めているエンバペ。当人はあと1年PSGでプレーすると口にしているが、契約延長にも応じておらず、現行契約を終える2024年夏にフリーで出ていく可能性も騒がれている。
一方、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長はフリーで放出することはないと主張。今夏の売却を目指すとされる中、エンバペはプレシーズンの日本ツアーにも不参加で構想外になっていると見られており、両者の関係性が悪化していることが伝えられている。
そして、今回の報道によれば、PSGはホームスタジアムに掲載していたエンバペのポスターを撤去したとのこと。パリのクラブショップで販売されていたユニフォームからも、エンバペのネームは消えたようだ。
現地時間12日にはリーグ・アン開幕節のロリアン戦が迫るPSG。スター選手の状況が不透明となっている中、ルイス・エンリケ新監督の初陣にも注目が集まる。


