かつてレアル・マドリーを率いたジネディーヌ・ジダン氏は、パリ・サンジェルマン(PSG)の監督に就任するオファーを再び拒否したようだ。『Le Parisien』が伝えた。
今季、PSGはスター選手揃いのチームをヨーロッパの栄光へと導くべく、新たにクリストフ・ガルティエ氏を監督として招聘した。だが、今季ガルティエ監督が獲得できたタイトルはリーグのみ。チャンピオンズリーグや国内カップ戦で惨敗したことで、PSGが設定した目標を達成することができなかった。そのため新たな指揮官探しにチームは動いており、ガルティエ監督の今夏の退団が濃厚となっている。
そんな中、PSGは昨年、マウリシオ・ポチェッティーノ監督を解任した際にファーストチョイスとしてオファーしたジダン氏に、再び監督就任オファーをした模様。しかし、フランスのレジェンドであるジダン氏は、昨年同様、PSGで仕事を担うことを考えておらずオファーに断りを入れたようだ。
PSGはこれまでユリアン・ナーゲルスマン氏やルイス・エンリケ氏、シャビ・アロンソ監督といった人物に接触してきたとされているが、今回ジダン氏が断りを入れたため、ナーゲルスマン氏とエンリケ氏のどちらかを次の監督に任命する可能性があると伝えている。
多くのビッグネームの名前が上がっているPSGの新監督問題。果たして、来季は誰が指揮をとっているのだろうか。


