RBライプツィヒは、現在バレンシアにレンタル移籍中のMFイライクス・モリバを来季戦力にも数えていないという。ドイツ『ビルト』が報じた。
RBライプツィヒは昨夏、バルセロナとの契約延長交渉が決裂したイライクスは移籍金1600万ユーロで獲得。だが現在19歳の同選手は出場機会をほとんど得ることなく、冬の市場でバレンシアへとレンタル移籍している。
バレンシアでは出場機会を得ているイライクスだが、『ビルト』によればライプツィヒ側は同選手を来季構想にも入れていないという。少なくともドメニコ・テデスコ監督はそう考えているようで、それは同選手のプレーというよりも、ピッチ外での振る舞いに由来している模様。『ビルト』曰く、イライクスは「マッサージ中、理学療法士たちに対して、ぶどうを持ってこいと言った」などしたらしく、そうした素行の問題でテデスコ監督の堪忍袋のが緒が切れてしまったとのことだ。
RBライプツィヒは今夏の移籍市場で、イライクスを再びレンタルで移籍させる方針とみられる。ただ、現在活躍しているバレンシアへの再レンタルについては年俸的に難しいようだ。イライクスの年俸を負担しようにもバレンシアの財政状況は相変わらず厳しく、今季に関しても同選手が年俸の一部受け取りを断念したとのことだ。
なおRBライプツィヒではイライクスのほか、アヤックスにレンタル中のFWブライアン・ブロビーも「チームの空気を悪くする」とドメニコ・テデスコ監督から見限られ、来季構想から外れている様子。一方、レアル・ソシエダにレンタル中のFWアレクサンデル・セルロートは復帰の見込みという。
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