ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタが、再びバルセロナのユニフォームを着用する可能性が浮上している。バルセロナMFセルヒオ・ブスケツとの会話の中で明かした。
今夏に神戸を退団することを発表したイニエスタ。7月1日の明治安田生命J1リーグ第19節、本拠地ノエビアスタジアム神戸での北海道コンサドーレ札幌戦が神戸でのラストマッチとなるが、6月6日には日本ツアーを実施するバルセロナとの親善試合も予定している。
2022-23シーズンのラ・リーガを制した古巣との特別な一戦に向けて、イニエスタは同じく今季限りでのバルセロナ退団を発表している盟友ブスケツとビデオ通話し、あるアイデアが浮かんでいることを明かした。
「君たちはラ・リーガで優勝してシーズンの最後に日本だね。アイデアとしてはバルサとヴィッセル、半分ずつでプレーすることなんだ。少し昔を思い出しながら楽しめたらなって」
バルセロナでのプレーも示唆したイニエスタに対し、ブスケツは「監督(チャビ・エルナンデス)もプレーすればいいんだよ(笑)」と冗談めかしつつ返答。さらに、日本に対する良い印象を語った。
「君にとってそちらに行って試合するということの意味、そして君と対戦すること、可能なら一緒にプレーすることはスペクタクルなことだね。日本に行くといつも素晴らしいファンが受け入れてくれて、地理的な部分であまり行けないけど、でもクラブ・ワールドカップで行くときやツアーで行くときなども素晴らしいものだった。行くたびにファンは熱烈な歓迎をしてくれる。素晴らしいことだよ。全部良いことだらけだね」
なお、試合は6月6日の19:30に国立競技場でキックオフ予定。チケット販売などの詳細は公式サイトに掲載されている。


