20220321_Barcelona(C)Getty images

エル・クラシコ完勝のバルセロナ、逆転優勝の可能性は? 西紙は厳しい見解

スペイン『マルカ』が、バルセロナの逆転優勝は依然として厳しいものだと論じている。

バルセロナは20日、ラ・リーガ第29節でレアル・マドリーとのエル・クラシコを戦い、4-0で完勝。今季はリーグ序盤から波に乗れず苦しんでおり、前回の直接対決でも1-2で敗れたが、完全なリベンジを果たして歓喜に沸いた。

今回のエル・クラシコに勝利したことで、3位バルセロナと首位レアル・マドリーの勝ち点差は「12」に。バルセロナはラージョ・バジェカーノとの第21節を未消化のため、そこでも勝利すれば「9」に縮めることが可能だ。

とはいえ、ラ・リーガの残り試合数はバルセロナが10試合、レアル・マドリーが9試合。レアル・マドリーはここまでの29試合でこれまで3敗しかしておらず、バルセロナはライバルがそれと同じ敗北数を残り3試合で喫することを願うこととなる。

一方、レアル・マドリーがチャンピオンズリーグ(CL)制覇に向けた戦いを続けている点がバルセロナにとって有利にはたらく可能性も指摘。欧州最高峰の大会との二足の草鞋で、ラ・リーガかどちらかに的を絞ることはしないと見られる。

しかし、『マルカ』は逆転優勝の主な論調は「夢のまた夢」であり、エル・クラシコの勝利後でも「問題外であるように思われる」とも。残りの日程でレアル・マドリーはセビージャやアトレティコ・マドリー、バルセロナもセビージャやべティスなどタフな相手との対戦が残っていることから、互いに勝ち点を落とす可能性があることも伝えられているが、バルセロナの逆転優勝はわずかな希望となっているようだ。

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