今季大ブレイクで去就注目のクヴァラツヘリアだが…シーズン後にナポリと年俸4億円の新契約へ？

ナポリで大きな注目を集めるジョージア代表MFフヴィチャ・クヴァラツヘリアだが、今季終了後に新契約を結ぶことになるようだ。

今季母国のディナモ・バトゥミからナポリに加入すると、驚異的なパフォーマンスを続けるクヴァラツヘリア。公式戦30試合で14ゴール16アシストをマークするだけでなく、得意のドリブルで相手DFを翻弄。セリエA首位を独走し、チャンピオンズリーグでも準々決勝に進出したチームを牽引する活躍を見せている。

そんな22歳ウインガーだが、今季の目覚ましい活躍から当然のようにメガクラブへの移籍が話題に。これまでパリ・サンジェルマンやチェルシー、リヴァプール、マンチェスター・シティ、レアル・マドリーなどの関心が噂されてきた。しかし、シーズン終了後にはナポリと新契約を結ぶことになるようだ。

ナポリ地元紙『Il Mattino』によると、クヴァラツヘリアとの契約更新は確実になっている模様。しかし今季のセリエA優勝やチャンピオンズリーグ挑戦の必要があるようだ。その後に金額が確定し、新契約は年俸250万ユーロ（約3億6000万円）に達するようだ。

なお同メディアによると、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はクラブの賃金上限を設けており、総額は7500万ユーロ（約109億円）、選手1人では250万ユーロに設定しているという。クラブ側は特例でヴィクター・オシムヘンと上限を上回る契約を結ぶことを狙っているものの、その他の選手は上限以内で契約することになるようだ。会長はたとえビッグスターがいなくとも、チーム内部のバランスを維持することを信条としているようだ。

『tranfser markt』の市場価値も1500万ユーロ（約22億円）から8500万ユーロ（約123億円）まで跳ね上がったクヴァラツヘリア。今季最大のブレイクとも言われるウインガーだが、ひとまずナポリと新契約を結ぶようだ。