moriyasu japan(C)Getty Images

森保監督、日本代表の逆転負けに反省「交代カードの切り方で失点に繋がった」…一方「未来を見据えての後悔はない」とも

日本代表の森保一監督が、コロンビア代表戦を振り返った。

FIFAランキング17位のコロンビアと対戦した日本代表。開始3分に三笘薫がヘディングゴールを叩き込んで幸先よく先制に成功したものの、33分に19歳FWデュランのゴールを許して追いつかれる。さらに62分、FWボレに豪快なオーバーヘッドを叩き込まれて逆転を許し、そのまま1-2で敗れた。

カタール・ワールドカップ後も森保監督体制を継続し、3月の代表活動に臨んだ日本代表。しかしウルグアイ戦では1-1の引き分けで終えると、コロンビア戦は1-2の逆転負け。この2連戦では勝利を挙げることはできなかった。試合後、指揮官はサポーターへの感謝を口に。その上で、試合の進め方を反省している。

「選手たちが良い入りをしてくれて良い形で先制点を奪った中で、よりコントロールしながら相手にダメージを与えていく試合展開がなかなかできなかったところは反省しなければなりません。ですが、選手たちがウルグアイ戦、コロンビア戦に向けてトライするところ、カタールからメンバーが変わった中でチームとしてのチャレンジと個々のつながりの部分でより共有意識の部分のクオリティを上げてくれたことに関して、今できることを頑張ってくれたと思います。失点前に私の交代カードの切り方で失点に繋がったところもあると思うので、私も反省しないといけないと思っています」

「DFラインは経験の浅い選手や今回初めて組む選手であったり、選手起用で完全に安定していたかというと、改善の余地があったと思います。局面での強度でも、相手から自由やボールを奪うというところはこれから上げてもらわないといけません。ただ、チャレンジとして安定だけを求めれば、これまでの選手を使えば安定と安心はあると思いますが、今回のこの戦いで勝利を目指さなければいけない。未来も見据えて選手起用をしながら、全体の選手層を厚くすること、戦いの選択肢を増やすことは絶対的に必要だと思います。起用に関しては私も反省がありますが、未来を見据えての後悔はありません」

自身の采配も含めて反省を口にしつつ、選手への信頼と今後に向けたベースアップを図っていることを明かした森保監督。次の代表ウィークは6月になるが、今回の2試合で見つかった課題とポジティブな要素を生かしていけるだろうか。

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