Jリーグは25日、シーズンの移行についての議論がスタートしたことを第4回理事会後の記者会見で明かした。
これまで2月2週ごろに開幕し、12月2週頃に閉幕するスケジュールで運用されてきたJリーグ。一方で、ヨーロッパの多くのリーグのように秋春制へ移行するべきではないかとの意見も聞かれてきた。
そしてこの度、Jリーグはシーズンを移行するか否かの決議を2023年内にすることを発表。2月に日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長から議論が促されたことも明かしつつ、2~4月にかけては検討に当たっての初期整理、4~5月にかけては検討に必要な情報の明確化、5~7月にかけては必要な情報の収集・整理、7~9月にかけては整理した情報をもとにした移行可否の議論というスケジュールを設定していることも伝えられた。
その動きが本格化するに至った背景として、複数の外的要因が挙げられるとのこと。主に国際大会の日程が影響しており、例えばAFCチャンピオンズリーグ(ACL)であれば2023-24シーズンは2023年8月から2024年5月にかけて試合が行われるため、Jリーグのチームは登録メンバーが異なってしまう。
なお、アジアサッカー連盟(AFC)は2024-25シーズンから3カテゴリの国際大会という新構造になる予定であり、その場合はJリーグから最上位大会に3クラブ、2番目のカテゴリの大会に1クラブが参加することが見込まれる。その日程も、2023-24シーズンのACLを踏襲することが予想されているとのことだ。
そのほかにも、代表チームが試合を行うインターナショナルウィンドウはこれまで「9月2試合+10月2試合」と定められていたが、2026年から「9~10月4試合」となり、4連戦を組むことも可能となる。そうなった場合、Jリーグは2週末の試合開催が不可となるなど、変則的な日程の組み方が求められる。
それらを踏まえ、Jリーグは移行する場合の最速のタイミングを2026-27シーズンと仮置き。移行するとしても8月1週開幕、1月1~4週にウィンターブレーク、5月4週に閉幕とする初期案が提示されているが、現時点で移行可否の議論には入っておらず、あくまで検討材料を集める段階であることが強調されている。
