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20231104_Ideguchi_Taniyama(C)Hiroto Taniyama

海外での困難経て地元クラブ・アビスパ福岡でルヴァン杯制覇。井手口陽介「少しでも恩を返したいと…」

アビスパ福岡MF井手口陽介が、JリーグYBCルヴァンカップ決勝・浦和レッズ戦後のメディア対応で心境を明かした。

2014年に当時ガンバ大阪で高校3年生ながらトップチーム昇格を果たした井手口は、2015年の天皇杯決勝で優勝に貢献して注目を集めると、翌2016年ごろから出場機会が増加。その後、2018年1月に海外移籍を決断し、スペインのクルトゥラル・レオネサやドイツのグロイター・フュルトを渡り歩いた。

しかし、海外クラブではいずれも定位置奪取までは至らず、2019年夏にG大阪へと復帰。主力の一人として継続的にプレーを続けたが、2022年よりセルティックに完全移籍して再び渡欧した。しかし、スコットランドでも負傷の影響もあって出場機会を得られずにいる中、2023シーズンより自身の出身地でもある福岡県福岡市を本拠地とする福岡に期限付き移籍している。

そして迎えた2023シーズン、井手口は3月に右足関節外果骨折で全治3カ月の離脱を強いられたものの、復帰してからは主力に定着。4日のルヴァン杯決勝でも攻守に落ち着いたプレーを披露し、チームに安定感と強度を与えることで2-1のクラブ史上初タイトル獲得に貢献した。

試合後、井手口はJリーグ復帰後の重要なシーズンとして「この1年はしっかり試合に出て、アビスパのために自分の持っている力を常に100%出していきたいと思っていました」と考えていたことを明かす。長谷部茂利監督下の福岡で重宝されたことで「少しでも恩を返したいという気持ちはあった」とこぼす。

また、プレーを続けていく中で「守備でも攻撃でもすごく求められることは多かったのでプレー幅も広がった」との実感を口に。具体的には「ボールをとってから前に出ていくというところはより強い意識を持つようになりました」、「自分だけじゃなくてチームメイトとか周りが見られるようになった」と説明する。

キャリアを左右し得るタイミングで決断した地元クラブへの帰還と、その成果が凝縮されたルヴァン杯のタイトル。井手口は喜びを表現しつつ、まだ残されている明治安田生命J1リーグの戦いに目を向けた。

「まずはタイトルをとれたことが良かったです。あとはリーグ戦で少しでも上の順位に行こうという話をしているので、残り3戦ですけど、本当に全勝していく気持ちでやっていきたいと思います」

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