20231015_Urawa3(C)Getty images

浦和レッズがルヴァン杯決勝に逆転進出! ショルツのPK2発で横浜F・マリノスを破る

JリーグYBCルヴァンカップでは15日、準決勝第2戦の浦和レッズvs横浜F・マリノスが行われた。

11日に行われた第1戦で0-1で敗れていた浦和はスタメンにホセ・カンテや早川隼平、岩尾憲らを起用。リードを保ちたい横浜FMはエウベルやアンデルソン・ロペス、西村拓真らをスタートから送り出す。

浦和は15分に決定機を創出。左サイドの荻原拓也が浅い位置からクロスを供給すると中央のホセ・カンテが収めて倒れ込みながらもボックス左へと渡す。早川が左足で押し込んだ。しかし、VARオンリーレビューによってオフサイドとなり得点は認められない。

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試合はスコアレスのまま折り返しを迎え、横浜FMはハーフタイム中に上島拓巳に代えて實藤友紀を投入。対する浦和は交代なしで後半へと臨む。

61分、クロスが弾かれたところに反応した早川が胸トラップしたところで倒されてPKの笛。キッカーを務めたアレクサンダー・ショルツが確実に沈めて2戦合計スコアを振り出しに戻す。

両チームは後半半ばに選手交代。横浜FMは79分に水沼宏太に代えてヤン・マテウス、浦和は72分に早川と小泉佳穂に代えて興梠慎三と大久保智明を送り出す。

その後も攻勢を続ける浦和は82分、荻原が精度の高いアーリークロスを供給。ボックス中央で飛び上がったホセ・カンテのヘディングシュートがバーを叩いた。

なかなか流れを引き戻せない横浜FMは直後に2枚替え。エウベルとA・ロペスに代えて宮市亮と植中朝日という攻撃的なカードを投入し、ピッチへとメッセージを送る。

しかし後半終了終盤、ボックス左に抜け出していた荻原の折り返しが實藤の腕に当たったとして主審はVARオンフィールドレビューを実施。PKの判定となり、再びキッカーを務めたA・ショルツのシュートが左ポストを叩きながらゴールに転がり込む。

そして、試合は浦和が2-0で制して終了。2戦合計スコアを2-1とし、優勝した2016年以来7年ぶり7度目の決勝進出を果たした。11月4日の決勝にて、浦和はアビスパ福岡と対戦する。

■試合結果
浦和レッズ 2-0(2戦合計:2-1) 横浜F・マリノス
※浦和が決勝進出

■得点者
浦和:アレクサンダー・ショルツ(63分、90+1分)
横浜FM:なし

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