SC相模原は15日、元日本代表DF水本裕貴が現役を引退することを発表した。
2004年にジェフユナイテッド千葉でプロキャリアをスタートした水本は、ガンバ大阪や京都サンガF.C.を経て、2011年にサンフレッチェ広島に完全移籍。広島では2012年、2013年、2015年のJ1リーグ制覇を主力として支えた。
その後、2019年に松本山雅FC、2020年にFC町田ゼルビアに期限付き移籍。2021年に町田への完全移籍に移行して広島に別れを告げ、昨年より相模原に完全移籍した。37歳で終えた2022シーズンは、明治安田生命J3リーグ22試合に出場していた。
水本はクラブ公式サイトを通じて「2022シーズンをもって引退することを決断しました」と伝え、以下のように感謝を伝えた。
「1993年のJリーグ開幕をTVで見てサッカーを始めてから30年経ちました。 高校を卒業して19年間プロ選手として闘い続けてこられたのは応援してくださったファン、サポーターの皆様、切磋琢磨したチームメイト、たくさんのことを学ばせてくださった監督、コーチ、素晴らしい環境を整えてくれたクラブスタッフのおかげだと感謝しております。 ありがとうございました」
また、数々の大ケガの際の心境も吐露している。
「2011年に頭蓋骨骨折という生死に関わる怪我をしたとき当時8ヶ月だった長女を抱きながらサッカーを諦めようと考えたこともあります。 2022年に顎を骨折したときは医師からすぐに引退した方がいいと伝えられました。 それでもサッカーへの情熱とたくさんの方の支えのおかげで再びピッチに戻ってこられました。 感謝の思いはどれだけ言葉を重ねても言い尽くせないほどです」
続けて「遠征で家を空けることも多く次女には人見知りされたこともあります。 練習後に身体をケアするため公園で遊びたい子ども達を連れていくのはいつも妻でした。 24時間サッカー中心の生活に付き添ってくれた妻と学校行事にほとんど参加出来ず寂しい思いをさせてばかりだった2人の娘には本当に感謝しております」と家族とのエピソードを明かす。
今後については指導者を目指すことも伝えている。
「これからはサッカーを愛するものの1人として指導者の道にチャレンジしたいと思います。今まで本当にありがとうございました」


