明治安田生命J2リーグでは、20日にファジアーノ岡山vs京都サンガF.C.が行われた。
2位の京都は、勝利すれば他会場の結果に関係なくJ1昇格が確定させられる状況で今節に臨んだが、なかなかネットを揺らすことができない。
スコアレスで折り返して迎えた57分にはボックス右でボールを持った宮吉拓実が体勢を崩しながらも右足でシュートを浴びせたが、岡山の分厚いブロックに阻まれた。
比較的優勢を保つものの良い形でシュートまで持ち込めない京都は続々と選手を入れ替えながら打開を図る。しかし、岡山も集中した守備から鋭いカウンターを時折繰り出して手堅い戦いを続けた。
結局、スコアが動くことはないまま試合が終了。岡山がリーグ11戦無敗とした一方で、京都は連勝を逃す結果となっている。
また、同日には他会場で首位・ジュビロ磐田と3位・V・ファーレン長崎の上位対決が2-2で終了。これにより、残り2試合時点でJ2上位の順位は首位・磐田(勝ち点87)、2位・京都(勝ち点82)、3位・長崎(勝ち点75)の順となった。
今節をまだ消化していない4位・ヴァンフォーレ甲府が勝ち点を「73」としているため、同クラブが21日の第40節ブラウブリッツ秋田戦を引き分け以下で終えた場合、京都のJ1昇格が確定する。
■試合結果
ファジアーノ岡山 0-0 京都サンガF.C.
■得点者
岡山:なし
京都:なし
