20221110_Nakamura(C)Getty images

中村俊輔の引退会見が実施。26年間を彩った“黄金の左足”…FKのこだわりは「PKと同じくらいの感覚で決める」

横浜FCの元日本代表MF中村俊輔の引退会見が10日に開催され、レジェンドが別れの言葉を伝えている。横浜FCの公式Youtubeチャンネルで中継された。

“黄金の左足”で数々のドラマを生み出し、日本サッカー界をけん引してきた中村。1997年に横浜マリノスでプロキャリアをスタートさせて以降、レッジーナ、セルティック、エスパニョールといった海外クラブでプレーし、2010年の帰国後は横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、横浜FCで活躍してきた。

日本代表としても長らく背番号10を背負ってきたレジェンドだが、2022シーズン限りで現役生活に終止符を打つこととなった。

会見に出席した中村は、引退について「三十代後半からはいつでもできるようにというか、より悔いのないように」という思いでいたことを明かしつつ、それが今季だった理由は「足首の状態が良くなくて」と説明。また、決断を最初に伝えた相手は「やっぱり家族で、妻です」と口にしている。

キャリアの中ではFKを代名詞とし、数々の歓喜をもたらしてきた。絶対的な武器に関しては、やはり並々ならぬこだわりがあったようだ。

「それだけと言われるのは嫌なので、意識したのはプロに入ってからです。それまでは試合を支配するというか、ドリブル、パス、スルーパス、そのおまけみたいな感じでしたが、気付くとFKが残ったのは不思議ですね。やっていて良かったです。こだわりはPKと同じくらいの感覚で決めるという意識はあります。蹴ったら必ず入るということをチームメイトにも見せて信頼してもらう。それはFKだけじゃなくてプレーでも。それはこだわりですね」

また、今後は指導者の道を志すとしている中村だが、理想の監督像については「あまり作らない方が良い」という持論も。トップレベルを走ってきたキャリアだからこそ、注意深く指導にあたる必要があると考えているようだ。

「自分の物差しでやると伝わらなかったり、良いことがなかったりするんじゃないかなと。演じないといけない時もあるかもしれませんが、B級(コーチライセンス)の時も『答えが分かっているから教えすぎだ』と言われたり、自分で気づかせないといけない。まだまだ色々なことを勉強しないといけないので。(理想像は)作らないようにしています」

最後に、中村は関わったすべての関係者への感謝を伝え、26年間の現役生活の締めくくりの挨拶とした。

「今まで所属してきた横浜マリノス、横浜F・マリノス、レッジーナ、セルティック、エスパニョール、ジュビロ磐田、横浜FCの関係者の方々、選手の方々、本当に感謝しかありません。ありがとうございました。マスコミの方々も26年間ありがとうございました。日本のサッカー協会のお陰で日本代表で良い経験をさせてもらって成長させてもらいました。本当にありがとうございました。最後にファンの方々、サポーターの方々がいて自分はここまで成長できたと思っているので、本当に26年間一緒に戦ってくださり、ありがとうございました。本当にやり尽くしたという気持ち、清々しい気持ちで終われたので、自分でもほっとしているというか、良かったなという気持ちでいます。26年間ありがとうございました」

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