20221008_marinos1(C)Getty images

横浜F・マリノス、8割支配も今季ホーム初黒星…優勝へ足踏みにマスカット監督「セットプレー2本。本当に悔しい」

横浜F・マリノスを率いるケヴィン・マスカット監督が、敗戦に肩を落としている。試合後のフラッシュインタビューで語った。

横浜FMは8日、明治安田生命J1リーグ第32節でガンバ大阪と対戦。勝てば他会場次第で優勝が決まる可能性があったが、8分にファン・アラーノ、79分にパトリックにセットプレーの流れから押し込まれて0-2の敗戦を喫した。

横浜FMにとってはこれが今季ホームでの初黒星に。失点自体も本拠地では2-1で勝利していた5月7日の第12節名古屋グランパス戦以来となっている。

以下に続く

マスカット監督は、ホームでの敗戦に悔しさを露わにした。

「こういう結果になってしまいましたが、ボールをほとんど支配した試合の中でセットプレー2本、しかも2次攻撃で2点で悔しいです。今季ホームでずっと負けていなかったところでこういう結果というのは本当に悔しさがありますが、自分たちがしっかりチャンスを作っていたのもありますし、これだけボールポゼッションしていました。しかし、結果は結果です」

指揮官が口にした通り、横浜FMは試合を通じて主導権を握って80%ものポゼッションをマーク。パス本数もG大阪の195本に対して780本を記録したが、最後までネットを揺らすことはできなかった。

それでもシュート本数は22本でうち枠内は8本。8本中4本が枠内というG大阪を大きく上回るデータとなっているが、マスカット監督はチャンスを作った選手たちを称えている。

「たくさんのチャンスを作った中で、特に前半は相手の守備の部分で引いた守りをされてスペースがあまりなく、前の部分がセーフティーにやりすぎたところ、狙ってしまったというところだと思いますが、これだけチャンスを作ることができました。しかし、結果に繋がらなかったのはまた明日スタッフだけで振り返りをして、次に向けてその修正をしながら準備したいと思います」

横浜FMは今後、12日の第27節未消化分でジュビロ磐田と対戦。第32節終了時点で3試合を残し、2位・川崎フロンターレとの勝ち点差は「5」となっている。12日には川崎Fも第25節未消化分の京都サンガF.C.戦を控えているため、横浜FMが勝利したうえで川崎Fが引き分け以下であれば優勝が決定する状況だ。

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