サンフレッチェ広島は22日、2023シーズン明治安田生命J1リーグ開幕節での誤審に関する声明を発表した。
広島は18日、開幕節で北海道コンサドーレ札幌をホーム・エディオンスタジアム広島に迎え、0-0のスコアレスドローで終了。しかし、74分には広島の左CKの流れから川村拓夢のヘディングシュートがゴールラインを割ったかに思われたシーンも。該当の場面ではVARによるチェックが入ったが、得点が認められずに物議を醸していた。
そして、日本サッカー協会(JFA)は22日に扇谷健司審判委員長のオンラインメディアブリーフィングを実施し、誤審があったことを発表。広島の仙田信吾代表取締役社長はクラブ公式サイトを通じ、21日に扇谷氏が来社して説明および謝罪があったことを明かしつつ、以下のように審判へのリスペクトを強調している。
「サンフレッチェ広島といたしましては、試合は成立しており、JFA審判部の真摯なご対応を受けて、問題を蒸し返すことは避け、再発防止のために今後いっそうの審判員の練度向上を要望しました。チームは、勝点2を逃したという複雑な思いを払拭して、来たる2月26日(日)のアルビレックス新潟戦に、気持ちを新たにして立ち向かっていきます。サンフレッチェ・ファミリーの皆様の応援を宜しくお願いいたします。加えてお願いです。審判員の皆さんは毎試合ベストを尽くしてくださっています。スポーツマン精神に則って、審判員への誹謗中傷など決してないように、お願いいたします」
また、強化部長の足立修氏も「VARがJリーグに導入されてまだ間もない状況の中で、VARシステムを活用する審判員の今後の育成に精一杯尽力すると、扇谷審判委員長もおっしゃられました」と振り返り、「クラブも今回の対応に納得しております」とコメント。さらなるテクノロジーの導入を願いながら、真摯な対応に敬意を表した。
「現在は映像で判定を下していますが、Jリーグもいずれはカタールワールドカップで使用されたテクノロジーの導入をしなければならない時代に入ってきたと思います。このたび、日本サッカー協会の審判委員会の方が誤審を認め、わざわざ広島まで謝罪に来ていただいたことは非常に稀な話であり、私のサッカー人生としても初めてのケースです。誠心誠意ご対応いただいたことに心から感謝申し上げます」


