20230401_Niigata_nagoya2(C)Getty images

名古屋グランパスが舞行龍ジェームズ退場のアルビレックス新潟に3発逆転勝利! ユンカーの強烈ボレーが決勝点

明治安田生命J1リーグでは4月1日、第6節のアルビレックス新潟vs名古屋グランパスが行われた。

今季ここまで2勝2分け1敗の8位につける新潟が、3勝1分け1敗で3位の名古屋をホームに迎えた一戦。新潟は太田修介や伊藤涼太郎、早川史哉ら、名古屋はキャスパー・ユンカーや稲垣祥、日本代表帰りの藤井陽也らを先発起用した。

試合は前半から大きく動く。35分、新潟の波状攻撃からボックス右で浮き上がったボールに反応したダニーロ・ゴメスが左足でボレーシュート。GKランゲラックが弾いたところに反応した太田が押し込んで自身の今季4点目とする。

先制した新潟だったが直後に不利な状況に。内田宅哉に対して後方からスライディングした舞行龍ジェームズのプレーがファウルとなって一度はイエローが提示。しかし、VARオンフィールドレビューを経て39分に一発レッドの判断に変わった。

数的不利を抱えることとなったが新潟は鈴木孝司に代えて田上大地を投入し、守備のバランスを整えながらリードを保って前半を終える。

しかし後半に入って名古屋が攻勢を強めると、56分にボックス手前中央でボールを奪取した永井謙佑がそのままボックス内に侵攻して倒れ込みながら左足を振り抜く。早川史哉に当たって軌道の変わったボールがゴールに吸い込まれた。

その後も名古屋が攻め立てる中で逆転を許さない新潟は64分に3枚替え。太田、ダニーロ、秋山裕紀に代えて高宇洋、松田詠太郎、三戸舜介を送り出した。

すると75分、カウンターから右サイドを突破した松田が中央マイナス方向に折り返し。しかし、駆け上がった三戸が浴びせたシュートはブロックに遭う。名古屋も直後に選手交代を敢行し、永井と内田に代えて酒井宣福と甲田英將を投入する。

80分に名古屋に決定機。右サイドでボールを持った森下龍矢が絶妙な弾道と速度のクロスを供給するとユンカーが左足で合わせて強烈なシュートをネットに突き刺した。

後半ATにも名古屋のショートカウンターから稲垣が右足で沈めて突き放したところで試合終了。新潟がリーグ戦で連敗を喫した一方、名古屋は直近3戦無敗かつ2試合ぶりの白星としている。

■試合結果
アルビレックス新潟 1-3 名古屋グランパス

■得点者
新潟:太田修介(35分)
名古屋:永井謙佑(56分)、キャスパー・ユンカー(80分)、稲垣祥(90+4分)

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