明治安田生命J1リーグでは12日に第4節の北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノスが行われた。
開幕3試合すべてをドローと未勝利の札幌が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)への参戦を考慮した日程で他チームより多い5試合を消化して3勝1分け1敗として暫定首位に立つ横浜FMをホームに迎えた。
札幌はルーカス・フェルナンデスや福森晃斗、J1通算159得点で現役最多得点者となっている興梠慎三らを先発起用。横浜FMは仲川輝人や藤田譲瑠チマ、古巣対戦のアンデルソン・ロペスらを送り出し、状態が心配されていたマルコス・ジュニオール、渡辺皓太もベンチに入っている。
攻撃的な戦いを目指す両チームは互いに序盤から積極的に前線にボールを打ち込んでいく。12分には仲川がボックス内に抜け出したがオフサイドの笛が吹かれて得点には繋がらない。
比較的優位に試合を運ぶ横浜FMは30分にも右サイドを突破したエウベルが中央に折り返す。A・ロペスが右足で合わせたがGK菅野孝憲のファインセーブに阻まれた。
スコアレスで迎えた後半、札幌は青木亮太に代えて菅大輝を起用してインテンシティを高めていく。すると早々の48分にはFKの流れから菅がボックス手前から左足を振り抜いたが枠を越える。
その後、横浜FMが仲川に代えて西村拓真、札幌が金子拓郎に代えて荒野拓馬を起用して一進一退の攻防が続くがホームチームが先に結果を出す。70分、ボックス左でボールを受けた菅が強引なドリブルから左足を振り抜いて鋭いシュートを突き刺した。ビハインドを背負った横浜FMは直後にエウベルに代えてM・ジュニオールを送り出す。
そのまま終盤までリードを保つ札幌だったが後半ATに再び試合が動く。ラストプレーでボックス内に浮き上がったボールに対して實藤友紀が反応。オーバーヘッドシュートを放つとバーに当たったボールがゴールラインを割って土壇場の同点弾とした。
主審がVARオンリーレビューでの確認を待って得点を認めた直後に試合が終了。野々村芳和会長(次期Jリーグチェアマン)の退任前最終戦だった札幌は今季初白星をあと一歩で逃して4戦連続ドローとなり、横浜FMは劇的な展開で敗戦を回避した。
■試合結果
北海道コンサドーレ札幌 1-1 横浜F・マリノス
■得点者
札幌:菅大輝(70分)
横浜FM:實藤友紀(90+5分)
