maeda_damiao(C)Getty Images

J1得点王は前田大然&レアンドロ・ダミアンに! 直接対決の最終節で共に23ゴール目、同一得点王は2年ぶり5度目

明治安田生命J1リーグ最終節の横浜F・マリノス対川崎フロンターレが4日に開催された。

2位フィニッシュが確定している横浜FMと、連覇を達成した川崎Fが激突。共にトップの22ゴールで並ぶ前田大然とレアンドロ・ダミアンの得点王争いの行方にも注目が集まる一戦となった。

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川崎Fは早々の10分に膝を痛めた模様の車屋紳太郎がプレー続行不可能となり、山村和也との交代を強いられるアクシデントに見舞われる。12分にはその山村が左からのクロスにヘッド。シュートが枠を捉えるが、これはGK高丘陽平のファインセーブに遭う。

一方の横浜FMは15分、正面で渡辺皓太からボールを受けた前田が正面でダイレクトシュート。DFにディフレクトしたボールが枠内に飛ぶが、GKチョン・ソンリョンが好守で得点を許さない。

0-0で迎えた後半も好勝負が展開される。63分にクロスに合わせた前田が際どいシュートを決めきれなかった直後、L・ダミアンが仕留める。67分、右サイドを抜け出した家長昭博が入れたクロスに正面のL・ダミアンがヘッド。地面に叩きつけたヘディングシュートがGKの手を弾いてゴール左のネットを揺らし、川崎Fに先制点をもたらすとともに、得点王争いでも抜け出した。

しかし、前田も意地を見せる。73分、左サイドからエウベルが入れたクロスにニアでレオ・セアラがつぶれると、最後は正面の前田がプッシュ。同点に追いつくとともに、L・ダミアンにゴール数で並んだ。

アディショナルタイムにはクロスからL・ダミアンがヘディングシュートでゴールを脅かすも、これはわずかに枠の左へ。結局、試合はそのまま1-1で終了。23ゴールの前田とL・ダミアンの2人が得点王となった。2選手ともにJリーグの得点王は初、同一得点王は2019シーズンの仲川輝人とマルコス・ジュニオール(共に横浜FM)以来2年ぶり5度目となっている。

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