20220918_Marinos(C)Getty images

A・ロペスの今季10点目はVARで幻に…首位・横浜F・マリノス、北海道コンサドーレ札幌と熱戦もスコアレスで2位と勝ち点差広げられず

明治安田生命J1リーグは18日、第30節の横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌が行われた。

3連勝中で首位に立つ横浜FMが、連勝中の暫定11位札幌をホームに迎えた一戦。台風の影響で強い雨の中での試合に向けて横浜FMはエウベルや水沼宏太、マルコス・ジュニオールら、札幌はガブリエル・シャビエルや小柏剛、駒井善成らを先発起用した。

開始から一進一退の攻防が繰り広げられる試合。9分にはボックス右でフリーになっていた水沼がシュートを浴びせたが枠を外れる。反対に23分にはボックス右の金子拓郎からボールを渡された田中駿汰が鋭いシュートを繰り出したがGK高丘陽平が阻む。

その後も互いに多くの決定機を作りいつ得点が生まれてもおかしくない状況が続くが、両守護神の躍動もありスコアレスのまま試合は折り返し。横浜FMはM・ジュニオールに代えて藤田譲瑠チマ、札幌は小柏に代えて興梠慎三をハーフタイムに起用して後半に突入する。

試合が動きを見せたのは56分、横浜FMがボックス左でFKを獲得した流れからキッカーの永戸勝也がボックス内に蹴り込んで混戦に。ルーズボールに反応したアンデルソン・ロペスが押し込む。しかし、VARオンフィールドレビューにより得点の前に藤田のファウルがあったとして得点は取り消しとなった。

終盤にかけても交代策を駆使していく両クラブだが最後まで得点を奪うことはできず。結局、スコアレスのまま終了の笛を迎えた。

この結果、横浜FMは3連勝、札幌は2連勝でストップ。今節は2位・川崎F(勝ち点54)と3位・広島(勝ち点51)が揃って引き分けていたが、横浜FMは勝ち点59となり差を広げる好機を逃している。

■試合結果
横浜F・マリノス 0-0 北海道コンサドーレ札幌

■得点者
横浜FM:なし
札幌:なし

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