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浦和レッズが安居の殊勲逆転弾で今季初白星! セレッソ大阪は香川投入も実らず未勝利続く

明治安田生命J1リーグでは4日、第3節の浦和レッズvsセレッソ大阪が行われた。

開幕2連敗の浦和が1分け1敗のC大阪をホームに迎えた未勝利同士の一戦。浦和は興梠慎三やダヴィド・モーベルグ、伊藤敦樹ら、C大阪はレオ・セアラや為田大貴、鈴木徳真らを先発起用した。香川真司はベンチスタートとなっている。

中盤での攻防が続く立ち上がり、10分にはレオ・セアラがボックス手前中央からミドルシュート。浦和DFに当たったボールが絶妙な軌道でゴール方向に飛んだがポストに阻まれる。

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試合が動いたのは33分、為田がドリブルでボックス左に侵攻して上門知樹が待ち構えるファーに折り返し。上門までは通らなかったものの対処しようとした岩尾憲の軸足に当たったボールがゴールに吸い込まれた。

42分にはボックス中央でモーベルグが左足を振り抜く決定機もあった浦和だったが枠を捉えず。C大阪がリードした状態で試合の折り返しを迎える。

後半に入っても興梠に動き出しに合わせながらゴールに迫ろうとする浦和だったが、C大阪の統率されたディフェンスが自由を与えない。しかし、右サイド浅い位置からの酒井宏樹のスルーパスに走り込んだ興梠がボックス内で鳥海晃司と交錯。PKの笛が鳴った61分、キッカーのアレクサンダー・ショルツが確実に沈めた。

3戦目にして今季初得点が生まれたことで沸く浦和に対してC大阪はすぐに盛り返していく。65分、ボックス左でボールを持った為田が右足でクロス。ファーでフリーになっていたレオ・セアラが右足で合わせてネットを揺らしたが、VARオンリーレビューによってオフサイドと判定された。

終盤に向けて交代策を駆使する両チーム。浦和がモーベルグと興梠、小泉佳穂、大久保智明に代えて関根貴大やブライアン・リンセン、安居海渡、荻原拓也を立て続けに送り出せば、C大阪もレオ・セアラと上門、ジョルディ・クルークスに代えて加藤陸次樹と中原輝、そして香川真司を投入する。

70分にはボックス左の荻原が中央マイナス方向に折り返し。リンセンがわずかに触れたボールに走り込んだ伊藤がダイレクトで狙ったが左ポストに嫌われた。

それでも徐々に得点の機運を高める浦和。82分に最前線でボールをキープした関根が横パスを選択すると、安居が右足でコントロールシュートを放って逆転弾とする。

C大阪は最終盤にボールを持って攻め込もうとするものの攻撃の鍵を握る香川もなかなか関わることができず。強度を維持した浦和がリードを守って試合を終えた。

この結果、浦和が今季初勝利を飾ることに成功。一方のC大阪は3試合1分け2敗と未勝利が続いている。

■試合結果
浦和レッズ 2-1 セレッソ大阪

■得点者
浦和:アレクサンダー・ショルツ(61分)、安居海渡(82分)
C大阪:オウンゴール(33分)

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