明治安田生命J1リーグは27日、第27節の川崎フロンターレvs鹿島アントラーズが行われた。
23試合消化時点で勝ち点43で4位につける川崎Fが、26試合消化時点で勝ち点44の3位・鹿島をホームに迎えた一戦。川崎Fは小林悠や家長昭博、脇坂泰斗ら、鹿島は鈴木優磨や樋口雄太、ディエゴ・ピトゥカらを先発起用した。
試合は序盤から大きく動く。まず8分、ボックス右でボールを持った家長がドリブルを仕掛けるとD・ピトゥカに倒されてPKを獲得。家長自らキッカーを務めて先制点をマークする。
さらに14分、ボックス手前左でマルシーニョがD・ピトゥカに倒されて今度はFKの判定。脇坂が右足で低い弾道のボールを蹴ると
、ボックス内でワンバウンドしたボールがそのままネットを揺らした。
2点をリードしたまま試合を折り返した川崎Fだったが鹿島が後半開始早々に反撃の狼煙を上げた。52分、ボックス手前左でボールを持った樋口が右足で速いボールを供給。仲間隼斗が軌道を逸らすようにして頭で合わせて点差を縮める。
その後、交代策を駆使しながら一進一退の攻防を繰り広げる両チームだったが、川崎Fがリードを保ったまま試合が終了。鹿島は3試合ぶりの黒星かつ2試合未勝利となっている。
一方、上位直接対決を制した川崎Fは3連勝で勝ち点を「46」に伸ばして鹿島(勝ち点44)を上回ることに。同じく24試合を消化している首位の横浜F・マリノス(勝ち点48)との勝ち点差は「2」となっている。
■試合結果
川崎フロンターレ 2-1 鹿島アントラーズ
■得点者
川崎F:家長昭博(8分)、脇坂泰斗(14分)
鹿島:仲間隼斗(52分)
