明治安田生命J1リーグ第27節が27日に行われ、6位セレッソ大阪と2位サンフレッチェ広島が対戦した。両チームの勝ち点差は3ポイントで、6ポインターとなる。
2位広島は前節のガンバ大阪で5-2と大勝。ハットトリックを記録したナッシム・ベンカリファがスタメンに入った。ともに決定機に至らない時間が続くが、先制点は広島。25分、左サイドから柏好文のアーリークロスをファーで茶島雄介が上手く頭で押し込んだ。
直後にC大阪にもチャンス。クロスを待っていた為田大貴がボレーで狙うが、GKが好守でしのいだ。
後半に入っても1点ビハインドのC大阪が為田の仕掛けを中心に、左サイドから攻め立てていく。63分にはジェアン・パトリッキ、北野颯太らを投入し、勝負に出る。75分には清武弘嗣、ブルーノ・メンデスも入った。
パトリッキの身体能力でC大阪が単発的にチャンスを作るものの、最後まで広島の堅守を打ち崩せず。逆に81分、ゴール右から満田誠がシュートを放つと、GKが弾いたところを松本泰志が押し込んでダメ押しとなった。アディショナルタイム9分には、途中出場のピエロス・ソティリウにもゴールが生まれ、広島が3-0と勝利した。
