20220820_Tosu(C)Getty images

サガン鳥栖がヘディング弾2発で逆転勝利! 北海道コンサドーレ札幌、興梠がJ1通算2位タイ161得点目も連敗

明治安田生命J1リーグは20日、第26節の北海道コンサドーレ札幌vsサガン鳥栖が行われた。

前節3試合ぶり黒星の11位・札幌が4試合無敗としている9位・鳥栖をホームに迎えた一戦。札幌は興梠慎三やガブリエル・シャビエル、駒井善成ら、鳥栖は本田風智や宮代大聖、福田晃斗らを先発起用した。

試合は開始から札幌が積極的に攻め込んでいく。15分には小柏剛からの展開を受けたG・シャビエルがボックス手前左からスルーパス。抜け出した興梠が左足でシュートを放ったが枠を右に外れていく。

21分、右サイドでボールを持った小柏が中央にグラウンダーのボールを供給。興梠が左足で合わせて先制点を奪取した。これで興梠はJ1通算161点目。J1通算得点数を「161」に伸ばし、佐藤寿人氏と並ぶ歴代2位タイの記録となっている。

ビハインドの鳥栖はハーフタイムに本田に代えて垣田裕暉を投入。攻撃に変化をつけていくと48分にはボックス中央でルーズボールを拾った宮代が鋭い切り返しで対面の岡村大八を剥がす。しかし、フリーで放ったシュートはGK菅野孝憲に阻まれた。

後半に入ってから鳥栖に主導権を握られている札幌は55分に2枚替え。小柏と興梠に代えて青木亮太、そして186cmの韓国代表FWキム・ゴンヒをJ1デビューさせた。すると直後にはキム・ゴンヒがボックス右に抜け出して中央マイナス方向に折り返し。菅大輝のシュートは枠を外れたが早速チャンスを作る。

それでも攻勢が続く鳥栖は64分、ボックス右浅い位置の福田が浮かせるようにして至近距離のファン・ソッコにパス。ボックス中央のファン・ソッコがやや距離のある所から頭で合わせると放物線を描いたシュートがGK菅野の頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

両チームは同点となった直後に選手を入れ替える。札幌がG・シャビエルに代えて荒野拓馬、鳥栖が藤田に代えて西川潤を送り出す。

すると70分にもスコアが動く。ボックス際の右サイドでフリーとなった福田が精度の高いクロスを供給。ファーに走り込んだジエゴが強烈なヘディングシュートを突き刺して鳥栖が逆転に成功する。

試合は鳥栖がリードを保ったまま終了。札幌が連敗を喫した一方、鳥栖は直近5試合無敗としている。

■試合結果
北海道コンサドーレ札幌 1-2 サガン鳥栖

■得点者
札幌:興梠慎三(21分)
鳥栖:ファン・ソッコ(64分)、ジエゴ(70分)

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